お客様の声がなくてもLPはつくれる?――信頼感を伝えるための工夫とは
「お客様の声って、やっぱり入れた方がいいんですか?」
LP(ランディングページ)を制作しようとする方から、よくいただく質問です。
たしかに「購入者の声」は、これから商品やサービスを検討している人にとって安心感や信頼につながる重要なコンテンツです。
ですが、結論から言えば「お客様の声がなくてもLPはつくれます」。
大切なのは、お客様の声による効果(=安心・信頼・疑問解消)を、別の方法できちんと補えていることです。
お客様の声が果たす役割とは?
「お客様の声」は、主に以下のような心理的効果を生み出します。
- 実際に使っている人の感想だから信頼できる
- 自分と似た人が買って満足しているなら安心
- 本当に効果があるのか、他人の視点で確認できる
これらの役割は、お客様の声に限らず他の情報でも十分に補うことが可能です。
代わりになるコンテンツ例
以下のような情報を活用することで、お客様の声と同様の安心感や納得感を与えることができます。
- 商品やサービスの特徴(独自性・強みなど)
- よくあるご質問(Q&A形式で疑問を想定して解消)
- 導入事例(企業名や個人名が出せない場合は、業種・属性などを記載)
- 保証・返品対応・サポート体制の明記(トラブル回避への配慮)
- 実績データ(利用者数・リピート率・満足度など)
情報の厚みがあれば、購入者の生の声がなくても十分に説得力のあるLPになります。
導入事例で「お客様の声」の役割を果たす
お客様の声がない場合「導入事例」をひとつのセクションとして大きく掲載し、購入者やニーズの幅を伝えることで信頼を補うのはとても効果的でおすすめです。
たとえば次のような事例を具体的なケースの解説とともに紹介します。
- 30代女性(副業目的で購入)
- 小規模クリニック(初めての導入)
- 大手企業(課題解決の一環として)
このように属性の異なる3〜5件程度の事例を紹介し、どんな人に使われているかを視覚的に伝えることで、「自分にも合っていそう」と感じてもらえるようになります。
写真や数字を活用して説得力アップ
可能であれば、顔写真(イメージ写真でもOK)を添えて「満足そうな雰囲気」を伝えるのも効果的です。
- 「先生が来てから子供の表情が明るくなった!」というコピーとともに親子の笑顔写真
- 「導入3ヶ月でコスト削減30%」といった実績の数字とともにオフィスの様子
- 「満足度98%」などの客観的なデータとグラフの図示
こうした演出をすることで、お客様の声がなくても安心感や信頼性を伝えることができます。
まとめ:お客様の声は「あるに越したことはない」、でもなくても大丈夫
LPにお客様の声を載せるのは、確かに効果的です。
ですが、なくても工夫次第で信頼を醸成することはできます。
大事なのは「読者が不安なく購入・申し込みに進めるか」。
お客様の声は、集まり次第あとから追加すれば大丈夫です。
まずは今ある情報で、安心感・納得感をきちんと伝えられるよう工夫しましょう。
ターゲットの気持ちに寄り添ったLP構成、つくってみませんか?
今回はお客様の声がなくても効果的にLPをつくる方法についてお伝えしました。
「LPに何をどこまで載せたらいい?」
「こんな状態でもLPをつくれる?」
など、LPをつくることに不安や迷いがある方は、ぜひ無料相談をご利用ください。
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