LPに会社概要は必要?信頼を生む情報の出し方とは
「LP(ランディングページ)には、会社概要を載せた方がいいですか?」
こうしたご質問をよくいただきます。
答えは「場合による」ですが、実はこの判断がLPの成果に大きく関わってくることもあります。
今回は、会社概要を掲載すべきケースとそうでないケースの違い、さらに信頼につながる見せ方の工夫についてご紹介します。
基本の考え方:信頼感が購買行動に直結するかどうか
LPに会社概要を掲載する目的は、ただ「会社の情報を伝える」ためではありません。
目的はただひとつ——読者に安心して行動してもらうことです。
つまり、商品やサービスの特性上「誰が提供しているか」が購買や申し込みの決め手になりやすい場合は、会社概要を載せた方が成果に直結します。
会社概要を掲載した方がいいケース
以下のような商品・サービスを扱う場合は、会社の信頼性が購買の判断に直結します。
- サプリや化粧品など、身体に取り込むもの
- 投資・保険・不動産など、高額でお金に関わるもの
- セミナーや講座、コンサルティングなど、情報の正確さが求められるもの
これらは「きちんとした会社なのかどうか」で判断されやすく、会社概要にある情報で安心感を与える必要があります。
逆に、会社概要を載せない方がいいケース
一方で以下のような場合は、会社概要を載せなくても問題ありません。
- 単価が安く、リスクがほとんどないもの(例:ハンカチや雑貨)
- 企業の知名度が高く、会社名だけで信頼されるような場合(例:大手企業)
- 会社の情報を載せることで逆にマイナス印象になるケース(例:資本金が少なすぎる、住所が郊外すぎるなど)
こういった場合、無理に会社概要を載せることで逆効果になるリスクもあります。
掲載するなら、何をどう見せるべきか?
では、会社概要を載せる場合、どんな情報を出せば信頼につながるのでしょうか?
例えば以下のような情報は、信頼感を高める材料になります。
- 資本金(ある程度の金額があると安心感)
- 所在地(都心部や駅近であると好印象)
- 従業員数(ある程度の規模があると信頼されやすい)
- 連絡先(電話番号やメールがあると安心感)
- 代表者や取締役名(実名があると誠実な印象)
さらに、以下のような視覚的な情報も効果的です。
- オフィスビルの外観や室内写真
- 従業員が働いている様子の写真
- スタッフ紹介や代表メッセージ
こういった「顔の見える会社」であることを示す要素は、特に慎重な購入者の不安を払拭するのに役立ちます。
LPのどこに、どんな形で載せるか?
会社概要は、LPの構成においては最後のほう(フッター手前)に載せるのが一般的です。
あくまで補足情報として置いておき、「気になった人が確認できる」導線で十分です。
その際は、単なる箇条書きではなく、読者が求める情報を中心に構成しましょう。
よくある失敗:会社概要が信頼感を下げてしまうケース
ありがちなのが、とりあえず載せましたという形式的な会社概要です。
たとえば、以下のような内容はかえって不信感を与えることもあります。
- 資本金が極端に少ない
- 所在地がバーチャルオフィスのように見える
- 代表者の名前が明らかでない
- 連絡先がなく、問い合わせフォームしかない
情報があることではなくその情報がどう見えるかが大切。
見せ方次第で信頼感が高まることもあれば、不安を増やすこともあります。
最後に
会社概要は、ただの会社情報ではありません。
信頼をつくるためのパーツです。
商品やサービスの特性やターゲットの心理に応じて、
- 載せるかどうかを判断する
- 載せるならどんな情報をどう見せるかを検討する
という姿勢が成果につながります。
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