ブライダル貸衣装店LPの作り方⑤ | 持ち込み料・小物代・サポート体制…「比較」で勝つ情報設計とは
ブライダル衣装店にとって、他店との比較検討は避けられない現実です。
ユーザーはInstagramや検索を通じて複数の衣装店を並列で比較し、その中から「安心して任せられそう」「自分に合っていそう」と感じた店舗に絞り込んでいきます。
この比較の段階で「最終候補に残るLP」と「スルーされるLP」の分かれ道は、いかに比較されるポイントを先回りして提示しているかにかかっています。
今回は、価格、小物代、プラン内容、サポート体制などの要素を、どう比較に耐えうる形で構成し、ユーザーにここに相談してみようと思わせるLPを作る方法を解説します。
ユーザーが比較している4つの主な項目
プレ花嫁が無意識に、あるいは意識的に比較している項目は、以下のように分類できます。
1. 費用の明瞭さと総額感
- 衣装レンタル代の価格帯
- 小物(ブーケ・アクセサリー・シューズ等)の追加料金有無
- 着付け・ヘアメイクのオプション価格
- セットプランの有無と総額感
2. 式場との関係性(持ち込み可否・料)
- 提携外の衣装店を利用する際の持ち込み料への対応
- 式場への納品対応や日程調整のスムーズさ
- 提携店以外を選ぶことへの心理的ハードルを下げられるか
3. トータル提案とサポートの充実度
- スタイリングのトータル提案(衣装+小物+ヘアメイク)
- 撮影・前撮りへの対応
- ご家族の衣装やパートナーとのペア提案
- 予約・試着〜挙式当日までのサポート体制
4. スタッフの信頼性と接客スタイル
- 提案スタイルや経験値
- 押し売り感がなく相談しやすいか
- 試着時の対応の丁寧さ
LPで比較検討中の不安を払拭する情報構成
プレ花嫁の多くは、価格や条件の明確な差よりも、「なんとなく不安」「分かりにくい」といった感情的な理由で候補を外していきます。
つまり、明確で、誠実で、安心できる情報提供ができているかどうかが極めて重要です。
以下のような構成要素が有効です。
比較されるLPになるための5つの構成要素
1. 費用・プランの見える化
- セットプラン例を提示(衣装・小物・着付け等の含まれる内容)
- 小物代や着付け代が含まれるかを明記
- オプション料金も平均的な相場で記載
- 総額感が把握できる工夫(例:30万円前後などの表現)
2. 持ち込み料への配慮を明記
- 式場の持ち込み料が不安な方もご相談くださいなどの記載
- 提携外衣装の持ち込み経験がある旨を伝える
- 実際に持ち込みでも安心できたという声を掲載
3. トータル提案の可視化
- コーディネート例の写真を掲載(衣装+小物+髪型)
- ヘアメイク・アクセ・ブーケなどの組み合わせ例
- パートナーや家族衣装とのセット提案の紹介
4. 比較できる表形式や箇条書きを活用
- 他店との違いを表形式や箇条書きで表現(例:費用・提案力・対応範囲)
- スタッフコメントと一緒に説明すると安心感が増す
5. サポート体制を具体的に
- 挙式当日までのサポート内容(試着・日程管理・最終確認など)
- 事前にできる相談内容やタイミング
- 前撮り撮影や家族の衣装レンタルとの連携方法
LPで選ばれる衣装店になるために
ユーザーは、衣装の美しさだけで選ぶわけではありません。
以下のような心理的要素が、選択を左右します。
| 不安 | 解消できる要素 | LPでの構成例 |
|---|---|---|
| 費用が想定より高くなるのでは | プランの見える化 | セット内容の明記・総額感の提示 |
| 持ち込み料がネックにならないか | 経験とサポート実績 | 持ち込み料が心配な方も安心などの記載 |
| 提案が押し売りにならないか | スタッフの姿勢と言葉 | 相談だけでもOKな表現・お客様の声 |
| 式当日までサポートが不安 | 対応範囲と信頼性 | 最後の一着まで一緒に寄り添いますなどのコピー |
プレ花嫁の決定前に届くLPへ
比較されているのは、衣装だけではありません。
対応力、安心感、費用感、信頼感。
これらがトータルで比較され、最終的な問い合わせや来店につながります。
そのため、LPでは「比較される前提」で、あえてユーザーの不安や懸念を先回りして開示する姿勢が、結果的に「ここなら信頼できそう」と思われる材料になります。
無料相談受付中
「他店との比較を前提にしたLPにしたい」
「持ち込み料や小物費用など、ユーザーの不安に配慮した構成にしたい」
そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。
私たちは、ブライダル衣装店のLPにおいて、“比較されても選ばれる設計”に強みを持っています。
ただ情報を並べるのではなく、選ばれる理由を構造的に設計し、予約・来店へつなげるLP制作をサポートしています。
