太陽光発電LPの作り方④ | 施工の信頼性はどう伝える?問い合わせにつながる表現設計
太陽光発電は、導入金額が決して安くなく、設置も簡単ではありません。
だからこそ重視されるのは、この会社に任せて本当に大丈夫か?という施工に対する信頼感です。
特に、見込み客は「ちゃんと発電するのか」「トラブルは起きないのか」「あとから追加料金はないか」といった不安を抱えており、価格やスペックよりも安心できる会社かどうかを最優先にチェックしています。
本記事では、施工の信頼性を効果的に伝えるために必要な3つの設計ポイントを解説します。
1. 自社施工の強みは、丁寧に言語化しなければ伝わらない
自社施工と聞けば、業界の方は強みだと理解できますが、見込み客はその意味を深く理解していません。
自社施工の価値は、責任の所在が明確でやり取りがスムーズ、余計な中間マージンが発生しない点にあります。
この利点を、専門的な表現ではなくユーザー目線の言葉でわかりやすく表現することが重要です。
設計ポイント
- 打ち合わせから設置まで一貫対応。伝え漏れがありません
- 仲介業者を通さないから、やり取りが早く、料金も適正です
- 経験豊富な自社職人が施工するので、現場の質も安心です
2. 実績は「件数+地域性+期間」で信頼性が高まる
施工実績の数字だけを出しても、本当にそれが信頼できる根拠なのか?と思われることがあります。
単に「累計5,000件」ではなく、「関東で年間2,000件」「地域の補助金にも詳しい」「○年間事故ゼロ」など、地域性や継続性が見える実績こそが信頼を生みます。
特に地域密着型の事業者であれば、地域特有の環境や制度に詳しいという利点を押し出すことで、より強い納得感を与えられます。
設計ポイント
- 関東エリアで○○件以上の施工実績
- 地域の補助金制度にも対応し、スムーズな手続きが可能
- 太陽光施工20年超の実績。施工不良によるトラブルゼロ
3. 人の顔が見える安心感が背中を押す
ユーザーが最終的に「この会社に問い合わせてみよう」と決断するきっかけのひとつが、この人たちなら信頼できそうという感覚です。
そのためには、担当者や施工スタッフの顔・経歴・理念などを見せることが大きな意味を持ちます。
「大丈夫ですよ」と言葉で言うのではなく、誰がどう責任を持って施工するのかを伝えることで、不安を信頼に変えることができます。
設計ポイント
- 担当者の顔写真+メッセージ(例:「施工歴15年、屋根構造に詳しいプロが対応します」)
- 「私たちが担当します」セクションで会社の中の人を紹介
- 「よくある質問」にスタッフの実名・回答スタイルを交える
補足:保証とアフターサービスも施工の信頼に含まれる
施工後のトラブル対応も重要な要素です。
「20年保証」「点検サポート」「故障時の迅速対応」など、施工後も続くサポート体制をあらかじめ提示しておくことで、信頼の総量は大きくなります。
特に、保証があるから安心というのではなく、どういう保証なのかまでしっかり説明することが反応の分かれ目です。
設計ポイント
- 設置後20年間、何かあればすぐ対応
- 万が一に備えた完工保証付き
- 電話・メール・現地対応まで、サポート体制も自社で完結
まとめ
価格やスペックの比較では伝わらない価値があります。
それが、施工に対する信頼感です。
LP上で「会社の人間性」「仕事への誠実さ」「施工後の安心感」まで伝えられる設計ができれば、見込み客の不安はやがて「この会社なら大丈夫そう」という確信に変わります。
無料相談受付中
「自社の施工体制に自信はあるけれど、うまくLPで伝えきれない」
「自社施工や実績を言葉にするのが難しい」
と悩まれている方は、いつでもお気軽にお問い合わせください。
経験豊富なマーケターが、貴社にあった打ち出し方をご提案させていただきます。
次は「最後のひと押し」になるLP導線と構成の整え方というテーマでお話しします。
連載『太陽光発電LPの作り方』の目次
- 第1回:なぜ今「太陽光発電」なのか?見込み客が動き出す5つの理由
- 第2回:価格を出さなくても信頼を設計できる3つのポイント
- 第3回:「補助金対応してます」では弱い。反応を生む補助金の訴求方法
- 第4回:施工の信頼性はどう伝える?問い合わせにつながる表現設計
- 第5回:「最後のひと押し」になるLP導線と構成の整え方
