LP制作のヒアリングではどこまで深く話を聞いてくれますか?
LP(ランディングページ)制作をご検討中のお客様から、よくいただくご質問のひとつが「どこまで話を聞いてもらえるのか?」という内容です。
初めてLPを依頼される方はもちろん、これまで他社でうまくいかなかった経験がある方も、この点を不安に感じていらっしゃるかもしれません。
この記事では、私たちのLP制作におけるヒアリングの進め方と、その意図を詳しくご紹介します。
ヒアリングは「情報を集める場」ではありません
まずお伝えしたいのは、ヒアリングの目的は載せる情報を聞き取ることではなく、「成果を出すための戦略設計をするための土台をつくること」です。
そのため、私たちのヒアリングでは単なる情報収集ではなく、お客様と一緒に頭を整理し、時に言語化をサポートしながら、戦略的な土台を形にしていくプロセスと捉えています。
私たちがヒアリングでお聞きする内容
ヒアリングでは以下のような項目を軸に、対話形式またはヒアリングシートで丁寧にお伺いしていきます。
1. LPへの流入経路(どこから来るか)
広告(リスティング・SNSなど)や検索、既存の導線など、ユーザーがどのようにLPにたどり着くかを伺います。
流入経路によって、キャッチコピーのトーンや構成の導入部分が大きく変わるため、非常に重要な情報です。
2. LPの成果の定義(どこへ導きたいか)
- 資料請求を増やしたい
- 問い合わせを獲得したい
- 無料相談に誘導したい
など、LPの目的やゴール地点を明確にします。
ここが曖昧なまま制作を進めると、LP全体の設計がぼやけてしまいます。
3. 商品・サービスの特徴と強み
お客様の声でよく言われることや自社として誇りにしている点、他社との違いなど、今まで伝えきれていなかった強みも含めて、丁寧に引き出します。
実際には「強みがよく分からない」とおっしゃる方がほとんどです。
その場合は、こちらからの質問で自然に導き出せるようお手伝いしますので、ご安心ください。
4. 競合やベンチマーク
意識している競合があるか、自社との違いをどう感じているか、注目しているところ(=ベンチマーク)はあるか、といった点を伺います。
ご自身で調査されていなくても問題ありません。
参考になりそうな会社名や業種を教えていただければ、こちらでリサーチを行い、分析結果をもとに戦略を組み立てます。
5. 既存・想定ターゲット(誰に届けたいか)
既存顧客、または想定ターゲットについて属性やニーズを伺います(性別、年齢、職業、悩み、価値観など)。
複数のターゲットが想定される場合も、その中からもっとも成果が出やすく、事業として望ましいターゲットを一緒に検討していきます。
6. LPに求めること
LPを作ることになった背景や課題、LPを通じて達成したいことをお伺いします。
商品やサービスを売ることだけでなく、事業全体の課題感やお客様のニーズもしっかり把握し、LPの設計に生かしていきます。
ヒアリングの方法と所要時間
ヒアリングはお客様のスタイルに合わせて進めています。
- お打ち合わせ(約30~40分)※基本はオンライン
- ヒアリングシートの記入+資料の共有
話すことで考えが整理されるという方はお打ち合わせ、文章にまとめるほうが得意という方はシート形式を選ばれることが多いです。
いずれの方法でも、あらかじめこちらから質問事項を提示しますので、ご準備いただける範囲で資料(社内資料、サービス概要、ウェブサイトなど)をご共有いただければ、よりスムーズに進みます。
ヒアリングした内容がそのままLPに載るとは限りません
ヒアリングでお聞きしたことすべてをLPに反映するわけではありません。
むしろ、聞いた情報の中から「何を載せるべきか」「何は削るべきか」を見極めることこそが、私たちの戦略設計の役割です。
もちろん「この情報だけは必ず入れてほしい」といったご希望がある場合は、ヒアリング時点で遠慮なくお伝えください。
LPは、読み手(ターゲット)の目線で組み立てられるべきものです。
そのためには、情報を並べるのではなく、ユーザーの関心や疑問、不安に合わせて、どの順番で、どう伝えるかを設計することが不可欠です。
「一緒に考える」ことが成果への近道
ヒアリングを通して、「実は自分でも気づいていなかった強みが見えた」「サービスの方向性が整理された」と言っていただけることも多くあります。
私たちは、お客様が本当に伝えたいこと、届けたい価値を明確にするお手伝いをしたいと考えています。
そのために、表面的なやり取りではなく、一歩踏み込んだヒアリングを大切にしています。
無料相談受付中
「自社サービスのLPをつくるにあたって、どんな情報を整理しておくといいの?」
「そもそもLPってうちに必要?」
そんな素朴な疑問も歓迎です。
まずは無料相談で、お話を聞かせてください。