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クラウドDXサービスLPの作り方⑤ | 成果を最大化させる成果改善・運用支援ノウハウの示し方

全5回にわたってお届けしてきたクラウドDXサービスのランディングページ(LP)の作り方コラム。

最終回となる本記事では、サービス導入後に成果を最大化させるための改善・運用ノウハウと手厚い伴走支援体制をアピールして、LPの成約率(コンバージョン率)を引き上げる方法について解説します。

DXやペーパーレス化サービスを検討する企業にとって、システムを導入することはゴールではありません。

現場で円滑に運用が定着し、成果が出続けることこそが本当のゴールです。

そのため、LP上で導入後のサポートや運用定着への姿勢をどのように示すかが、競合との商談獲得率に大きな差を生み出します。

目次

なぜLP上で導入後の運用支援・サポート体制の示し方が重要なのか

経理DXやペーパーレス関連のクラウドサービスは、企業の根幹をなす業務フローに関わるため、導入にあたって社内から慎重な声が上がることが珍しくありません。

検討層が抱く導入後の不安

  • 社内定着への心配: 新しい操作方法や運用ルールに現場のスタッフがついていけるか不安。
  • 初期設定のハードル: 自社の業務フローに合わせた初期設定やデータ連携を自力で完了できるか分からない。
  • トラブル時の対応: 運用開始後にエラーや不明点が発生した際、迅速なサポートが受けられるか心配。

これらの不安は、どんなに機能面や差別化ポイントが魅力的であっても、最後の問い合わせや資料請求ボタンを押すことを躊躇させる要因となります。

したがって、導入後も手厚くサポートし、確実に成果が出るまで伴走するという姿勢を明確に示すことが、訪問者の背中を強力に押す決定打となります。

LP上で伴走支援・サポート体制を魅力的に伝えるノウハウ

自社サービスが持つ運用支援やサポートの強みを、LPのコンテンツとして効果的に表現するためのポイントを整理します。

1. 永久無料サポート、専任担当などのキーワード

サポート内容を具体的かつ魅力的なフレーズとして打ち出すことで、訪問者に安心感を与えます。

表現の工夫例

  • サポート費用と期間の明確化:
    • 導入設定から運用定着まで追加費用ゼロ、カスタマーサクセスによる継続的な伴走支援といった表現を掲載します。
  • 専任体制のアピール:
    • 1社ごとに専任のサポート担当をアサイン、運用マニュアルの作成や初期データ移行も手厚くフォローなど、具体的な支援範囲を明記します。

抽象的に「サポート充実」と書くのではなく、どのような体制で、どこまで対応してくれるのかを明確にすることが信頼獲得の鍵となります。

2. 導入フローにおけるサポート箇所の可視化

ページの終盤に設置するご利用開始までの流れ(導入ステップ)セクションにおいて、自社で行う作業とサポートチームが行う作業を分かりやすく区別して提示します。

ステップ表示の設計例

  • STEP 1:お問い合わせ・ヒアリング(自社の現状課題や業務フローをしっかりヒアリング)
  • STEP 2:初期設定・環境構築(専任スタッフが設定作業やテスト運用を全面的にバックアップ)
  • STEP 3:社内レクチャー・説明(現場スタッフや取引先向けのマニュアル配布や説明会をサポート)
  • STEP 4:運用開始・効果検証(稼働後も定期的な振り返りを行い、業務改善効果を可視化)

このように、各ステップにサポート側の関与を明記することで、訪問者は、自社の負担が少なく、安心して導入を進められるという確信を持つことができます。

リリース後のLP成果を最大化させる運用・改善プロセス

LPは一度作成して公開すれば終わりではありません。公開後にアクセスデータやユーザーの行動データを分析し、継続的な改善(LPO:ランディングページ最適化)を行うことで、真の成果を最大化させることができます。

1. アクセス解析・ヒートマップを活用した課題特定

公開後は、以下のようなツールや指標を活用してLP内の問題点を特定します。

  • スクロール率(ファーストビューでの離脱率)の計測:
    • ファーストビューで大半のユーザーが離脱している場合は、メインキャッチコピーやメインビジュアル、ファーストビュー内のCVボタンの位置を見直す必要があります。
  • ヒートマップ分析による関心エリアの特定:
    • ユーザーが熟読しているセクション(導入事例や他社比較表など)や、無視されているセクションを可視化します。よく読まれているコンテンツをページの上部に配置し直すなどの構成変更を行います。

2. A/Bテストによるコンバージョン率(CVR)の検証

LP内の要素を部分的に変更した複数パターンを用意し、どちらがより高い成果を出すかを検証します。

  • 検証要素①:ファーストビューのキャッチコピー
    • 業務時間削減を前面に出したパターン vs 手間のない運用方式を前面に出したパターン
  • 検証要素②:CVボタンのマイクロコピーとデザイン
    • 料請求はこちら vs 1分で完了!無料資料をダウンロード
  • 検証要素③:オファー(コンバージョン軸)の変更
    • 問い合わせ vs 事例集やお役立ち資料のダウンロード

データに基づいた改善を繰り返すことで、LPのコンバージョン率を段階的に高めていくことができます。

まとめ

全5回を通じて解説してきた通り、成果の出るクラウドDXサービスLPを作成・運用するためには、以下の要素が不可欠です。

  1. 第1回:ターゲット(中堅・中小経営者、大手DX推進部)の悩みとニーズの徹底的な解像度向上
  2. 第2回:競合他社(自社スキャン型・代行型等)との決定的な違いを示すポジショニングの確立
  3. 第3回:訪問者の不安を段階的に解消し、信頼を獲得するストーリー性のあるコンテンツ構成
  4. 第4回:一瞬で強みを伝えるファーストビューと、行動心理に基づいたCV導線設計
  5. 第5回:導入後の伴走支援体制のアピールと、データに基づく継続的なLP改善運用

これらの要素をバランスよく組み込み、ターゲット目線に立ったLPを構築・改善し続けることで、Webからの安定した集客と商談獲得を実現することができます。

連載『クラウドDXサービスLPの作り方』の目次

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