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オフィスのコスト削減 LPの作り方④ | 離脱を防ぎ購買意欲を高めるファーストビューと全体構成案

オフィスコスト削減サービスや省エネソリューションを展開する企業のランディングページ(LP)において、どれほど魅力的な導入効果や緻密な技術的根拠を掲載していても、ページを開いた瞬間にユーザーに離脱されてしまっては一切の成果が得られません。

LPにアクセスしたユーザーは、ページを開いてからわずか3秒程度の短時間で「自分に関係のある情報が載っているか」「このページをスクロールして読み進める価値があるか」を直感的に判断していると言われています。

全5回の連載コラムの第4回となる今回は、見込み客の最初の離脱を防ぎ、最後まで興味を持って読み進めてもらうためのファーストビューの設計ノウハウと、コンバージョン(CV)へ確実につなげるためのLP全体の構成案(ワイヤーフレーム)について詳しく解説していきます。

目次

1. 離脱を防ぎ興味を惹きつけるファーストビュー設計のポイント

ファーストビューは、ユーザーがLPにアクセスした際に、画面をスクロールせずに最初に目にする最重要エリアです。

ファーストビューの出来不出来が、LP全体のコンバージョン率(CVR)を左右すると言っても過言ではありません。

ファーストビューでターゲット顧客の心を一掴みにし、下部へスクロールさせるためには、以下の要素を明確かつ直感的に提示することが求められます。

ターゲットの悩みにピンポイントで届くキャッチフレーズ

自社ビルを所有する大手企業だけでなく、賃貸テナントオフィスだから設備変更やコスト削減は難しいと半ば諦めている中小企業や総務担当者に対し、まさに自社のためのサービスだと気づかせるキャッチフレーズを配置します。

  • 表現例
    • 賃貸テナントオフィスでも導入可能!
    • 大掛かりな改修工事なしで即スタート!

直感的に価値が伝わるメインキャッチコピー

サービスを導入することで得られる最大かつ具体的なメリットを、数値データを用いて一目で伝えます。

抽象的な表現を避け、一読して効果が理解できるシンプルな言葉を選びます。

  • 表現例
    • オフィスのエネルギー使用量をスマートに最適化し、最大32%のコスト削減と快適なオフィス環境を両立

心理的ハードルを下げる実績数値と権威性バッジ

見込み客が抱く、本当に効果があるのか?、信頼できる会社なのか?という疑念を払拭するため、キャッチコピーの周囲に第三者実績や信頼を証明するバッジを配置します。

  • 要素例
    • 導入実績〇〇拠点突破
    • 大手企業導入多数
    • 独自特許技術
    • メディア掲載実績

明確で押しやすいファーストビュー内CTA

スクロールせずともすぐにアクションを起こせるよう、ファーストビューの右下や中央下部にコンバージョンボタン(CTA)を設置します。

お問い合わせのようなハードルの高い言葉だけでなく、無料削減シミュレーション、製品資料ダウンロードといった低ハードルなオファーを提示するのがポイントです。

2. 成果を生み出すオフィスコスト削減LPの全体構成案(ワイヤーフレーム)

ファーストビューでユーザーの興味を惹きつけた後は、自然な思考プロセスに沿って不安を解消し、購買意欲を高めていく構成が必要です。

以下に、オフィスコスト削減LPにおける、理想的な全体構成案を整理しました。

セクション1:メインビジュアル(ファーストビュー)

  • 主な内容:ターゲット指定、メインキャッチコピー、定量的成果の提示、信頼バッジ、CTA(資料ダウンロード/無料省エネ診断依頼)
  • 目的:自分事化させ、ページをスクロールして読み進める動機を与える。

セクション2:実績・権威性訴求

  • 主な内容:大手企業への導入実績ロゴ、メディア掲載実績、特許情報、顧客満足度数値など
  • 目的:多くの企業に選ばれている信頼できるサービスだ、という安心感を早期に醸成する。

セクション3:導入・成果事例

  • 主な内容:オフィスビルやテナントオフィスにおける導入前後のビフォーアフター、具体的な電気代・削減コストの推移グラフ、担当者の声
  • 目的:具体的な削減実績を先に見せることで、導入後の自社のイメージを明確化させる。

セクション4:お悩み共感 & 課題解決(導入メリット・仕組み)

  • 主な内容:固定費が高騰している、テナントだから対策できないと思っていた、手動での節電に限界を感じている、といったあるあるのお悩み提示。それらを解決する自社サービスの強みと、削減を実現する技術・仕組み(自動制御やセンサー活用など)の図解。
  • 目的:課題に共感した上で、削減できる技術的根拠を提示し、論理的な納得感を与える。

セクション5:サポート体制 & 導入の流れ

  • 主な内容:事前診断から提案・設置施工、導入後のデータ分析・定期運用レポートまでの伴走型サポート体制。導入までの具体的なステップ。
  • 目的:導入や運用の手続が面倒そう、という現場担当者の懸念を払拭する。

セクション6:オファー・キャンペーン(PoC・無料診断)

  • 主な内容:まずは自社オフィスの削減ポテンシャルを測定できる無料省エネ診断、簡易試算レポート作成など、リスクなく試せる取り組みの案内。
  • 目的:社内提案のハードルを下げ、コンバージョンへの心理的抵抗を最小化する。

セクション7:よくあるご質問(Q&A)

  • 主な内容:導入にかかる期間、工事中の日常業務への影響、費用体系やリースの可否、既設空調・設備への影響、テナントオーナーや管理会社との調整について
  • 目的:導入直前に生じる細かい疑問や不安を先回りして解決する。

セクション8:最終コンバージョン(お問い合わせ・フォーム)

  • 主な内容:入力項目を極力減らした問い合わせフォーム、各種資料ダウンロードボタン、プライバシーポリシー
  • 目的:離脱を防ぎ、確実にコンバージョンを完遂させる。

3. ストーリー展開を成功させるためのデザインと文章の工夫

全体構成をワイヤーフレームに落とし込む際は、単にテキストを並べるのではなく、視覚的な読みやすさと文章のリズムに配慮する必要があります。

長文を避け、図解と箇条書きを多用する

多忙な経営者や総務担当者は、長い文章を熟読する時間はありません。

重要なポイントは太字や箇条書きでまとめ、複雑な技術的仕組みや削減効果の推移などは、イラストやグラフを用いて一目で理解できるようにレイアウトします。

顧客の思考変化に合わせた心理的シナリオを意識する

LPの文章構成は、常に顧客の感情の変化に寄り添う必要があります。

「これなら自社でもコスト削減できそうだ(興味)」→「他社でも実績があって安心だ(信頼)」→「なぜ削減できるのか納得がいった(理解)」→「これなら現場の手間もかからなさそうだ(安心)」→「まずは無料で試算してもらおう(行動)」というストーリーを流れるように展開することが大切です。

まとめ

第4回となる今回は、オフィスコスト削減LPの離脱を防ぐファーストビュー設計と、CVRを最大化するための全体構成案(ワイヤーフレーム)について解説しました。

顧客の購買心理に沿ったシナリオで全体を設計し、視覚的に見やすいレイアウトを作ることで、問い合わせや資料請求の獲得率は劇的に改善します。

次回、連載の最終回となる第5回コラムでは、問い合わせ率(CVR)を決定づける無料診断・試算オファーの設計方法と、LP公開後の効果測定および改善運用(ABテストなど)のポイントについて詳しく解説していきます。

連載『オフィスコスト削減LPの作り方』の目次

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