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プログラミングスクールLPの作り方④ | 申込率を高める全体の構成案とコンテンツ設計

プログラミングスクールのランディングページ(LP)を制作する際、ターゲットの選定や自社の強みの整理が完了したら、次はいよいよ実際のページ構成へと落とし込む作業に入ります。

どれほど素晴らしいカリキュラムや実績を用意していても、情報の並べ方や見せ方が不適切では、訪問者が途中で離脱してしまい、申し込みにはつながりません。

第4回となる今回は、検討者の心理的な変化に寄り添い、無料体験やカウンセリングへの申込率(CVR)を最大化させるためのLP全体構成案とコンテンツ設計について解説します。

目次

検討者の心理変容に合わせたLP全体の基本構成

成果の出るLPを制作するための鉄則は、訪問者がページを上から下へ読み進める中で

  1. 興味を持つ
  2. 悩みに共感する
  3. 解決策を理解する
  4. 信頼する
  5. 行動を起こす

という心理的なステップをスムーズに踏めるように構成することです。

プログラミングスクールのLPにおいて、申込率を高めるための標準的な全体の流れは以下のようになります。

  1. ファーストビュー(最上部):
    • 一目で価値を伝え離脱を防ぐ
  2. 共感・課題提示:
    • 検討者が抱く悩みや現状の課題を言語化する
  3. 解決策・サービス提案:
    • スクールの特徴や学習スタイルを提示する
  4. 根拠・差別化要素:
    • カリキュラムの仕組みやサポート体制を具体化する
  5. 信頼獲得・実績:
    • 卒業生の声や客観的な数字データで疑問を解消する
  6. オファー・クロージング:
    • 無料体験や相談への申し込みを促す

各セクションがどのような役割を果たし、何を掲載すべきかを順番に詳しく見ていきましょう

ファーストビュー設計:3秒で惹きつける要素の配置

訪問者がLPにアクセスして最初に目にするファーストビューは、ページの離脱率を左右する最も重要なエリアです。

検討者はページを開いて数秒以内に、自分に関係がある情報かどうかを判断します。

ファーストビューには、主に以下の要素を整理して配置します

キャッチコピーとメインビジュアル

誰に向けたスクールであり、受講することでどのような将来(ベネフィット)が得られるのかを明確に打ち出します。

具体的には、「未経験からエンジニアへ」「現場で活躍できる思考力を身につける」など、ターゲットの理想像に直結する言葉を選びます。

メインビジュアルには、真剣に学習に取り組む受講生の様子や、講師とやり取りしているシーンなどの写真を使用し、スクールの雰囲気が伝わるビジュアルを心がけます

実績バッジとわかりやすい行動ボタン

受講満足度や転職成功率、受講生数などの客観的な実績データが存在する場合は、ファーストビュー内にバッジ状で配置することで即座に信頼感を提供できます

また、ページをスクロールしなくても目に入る位置に無料カウンセリング予約や資料請求といった行動を起こすためのボタン(CTA)を配置します。

課題提示から解決策提示への展開

ファーストビューで興味を持たせた後は、検討者の現状の悩みや不安に寄り添うセクションへと繋げます

共感を呼ぶ悩みの言語化

  • 独学で始めてみたもののエラーが解決できない
  • 仕事と両立しながらスキルが身につくか不安
  • 未経験から本当に転職できるのか心配

といった、ターゲットが日常的に感じている悩みを箇条書きなどで提示します。

自分の悩みがそこに書かれているのを見ることで、検討者は自分のためのページだと認識します。

解決策としてのスクールコンセプトの提示

悩みを提示した直後に「その悩みを解決するために、当スクールではこのような環境を用意しています」と、スクールの概念や強みを提示します

ここで前回のコラムで整理した自校ならではの強みや差別化軸(無理のない学習ステップ、手厚い伴走体制、AI時代に対応した指導方針など)を打ち出すことで、検討者の期待感を高めます。

信頼と納得感を生み出すセクション設計

スクールのコンセプトに納得した検討者が、最終的に申し込みを決断できるようにするためには、裏付けとなる詳細なコンテンツが必要です

セクション掲載すべき主なコンテンツ設計のポイント
カリキュラム紹介学習ステップ、学べる言語や技術、課題演習の内容図解やフローチャートを用いて、未経験からでも段階的に成長できるイメージを伝える
サポート体制質問対応の仕組み、メンターの指導方針、学習習慣化の工夫単にサポートがあると伝えるだけでなく、どのような姿勢で寄り添ってくれるのか具体的に示す
就職・キャリア支援カウンセリング、書類添削、ポートフォリオ制作サポートキャリアチェンジまでの具体的な道のりを示し、受講後のイメージを補強する
卒業生の実績・声前職、受講理由、受講中の工夫、現在の活躍状況多彩なバックグラウンドを持つ卒業生の事例を掲載し、検討者が自分に近いモデルを見つけられるようにする
料金・給付金案内料金プラン、支払い方法、給付金利用時の実質負担額金額を明確に提示し、分割払いなどの負担軽減策もセットで伝えることで心理的ハードルを下げる

これらの情報を順序立てて掲載することで、検討者の不安や疑問を一つひとつ解消していくことができます

申込ハードルを下げるクロージング設計

LPの終盤では、迷っている検討者の背中を押し、無料カウンセリングや体験会への申し込みへと誘導するクロージング設計を行います

よくある質問(FAQ)の設置

検討者が直前で躊躇する原因となりそうな疑問点をFAQ形式でまとめておきます。

例)

  • プログラミング未経験でも大丈夫ですか
  • 受講前に用意すべきものはありますか
  • 働きながらでも受講できますか

疑問を先回りして解消しておくことで、申し込みへの不安を取り除きます。

無料体験・カウンセリングの流れと申込みフォーム

無料カウンセリングで何が行われるのかをステップ形式で記載します。

相談内容が具体的にイメージできることで、申し込むハードルが大きく下がります。

フォーム入力項目は必要最小限(氏名、メールアドレス、希望日時など)にとどめ、スムーズに入力完了できるように配慮することが重要です

まとめ

今回は、プログラミングスクールLPにおいて申込率を高めるための全体構成案とセクションごとの設計ノウハウについて解説しました

  • LP全体の構成は検討者の心理変容に合わせて順序立てて展開する
  • ファーストビューでは一目で価値とベネフィットを伝え、離脱を防ぐ
  • 悩みの共感からスクールの解決策提示へと自然につなげる
  • カリキュラムやサポート体制、卒業生の声で納得感と信頼性を構築する
  • よくある質問や申込みの流れを明記し、CVの心理的ハードルを下げる

構成案と掲載するコンテンツが整理できたら、最後はそれらの情報を視覚的にわかりやすく伝えるためのデザインと表現手法のフェーズへと進みます。

次回の最終回となる第5回では、「信頼を獲得しCVRを最大化するデザインと表現手法」と題して、視覚的な装飾や文章のリズム、デバイス対応など、完成度を高める仕上げのテクニックについて詳しく解説します。

次の記事 > プログラミングスクールLPの作り方⑤ | 信頼を獲得しCVRを最大化するデザインと表現手法

連載『プログラミングスクールLPの作り方』の目次

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