エステサロン LP制作③ | 顧客のニーズと体験予約を増やす安心訴求のつくり方
※連載コラムの第1回から読む > エステサロン LP制作① | エステサロンの集客にLPをお勧めする理由と効果的な活用法
前回のコラム記事では、競合サロンと自店舗を比較して、差別化の方向性を考えました。
今回は、顧客に視点をうつして、エステサロンに求められていることを明らかにしていきたいと思います。
- 結論:エステサロンのLPで効果を出すには、顧客ニーズを把握し、安心感を醸成するアプローチが必須。
- 理由:顧客は様々なニーズや不安を抱えており、それらを解消しないと体験予約につながらない。
- この記事で分かること:顧客ニーズの分析手法と顧客が抱える代表的な不安、それを解消するアプローチが学べる。
エステサロンの利用を検討している人のニーズ
ここでは顧客の代表的な例として、以下の人物像を取り上げます。
- 痩身エステに興味のある30代後半から40代の女性
- 何をやっても痩せないという悩みを抱えている
小顔サロン、脱毛系など、ターゲットに当てはまらない場合は、顧客分析のケーススタディとして参考にしてください。
顧客が抱えている悩みや興味・関心
まずは顧客が抱えている悩みや興味、関心について。
自店舗のアンケートやこれまでに聞いたことがある内容、Web上の口コミやお客様の声などを参考にまとめます。
- お腹周りのセルライトや下半身のむくみ、太りが気になる
- 原因:食べ過ぎや運動不足、加齢、出産・子育てなど
- 自分の体形に悩みやコンプレックスを抱えている
- 痩せる努力をする気力や時間がない
- 自分でダイエットをしても痩せられない
- 子育てがひと段落したので産前の身体に戻したい
- 結婚式やフォトウェディングまでに痩せたい
- 痩身エステを受けてみたい
- ○○○(マシン名)が気になっている
こうやってまとめてみると、単に「痩せたい」という気持ちの背景には、様々な目的やきっかけがあることが分かります。
ニーズには個人差があるため、カウンセリングでオーダーメイドの施術を提案することや、コース・プランに柔軟性やバリエーションをもたせることが価値につながると見当がつきます。
逆に「痩身エステを受けてみたい」というライトなニーズに集中して、『エステ初めてプラン』のような訴求を行うのもありかもしれません。
顧客ニーズを具体化すると、LPの訴求戦略がより明確になっていきます。
顧客が抱えている苦痛・不満
次は、顧客が施術中や施術後に抱えがちな苦痛・不満について見ていきます。
エステサロンを探している人は、初めての人ばかりではありません。
むしろ、過去に利用していた人や行きつけの店舗があるという人も多く、そういう人は嫌な経験をして慎重になっていたりします。
顧客の苦痛や不満も、アンケートや口コミなどから拾うことができます。
- エステティシャンの対応が悪い
- 施術中の説明がない(足りない)
- 施術が痛かった
- 施術後にしつこい勧誘や営業がある
- 費用が高くて通うことができない
- 結局リバウンドしてしまった
LPでは、これらの苦痛や不満が発生しないことを訴求するか、発生するリスクに前もって触れておき、期待値を調整したり、安心感を与えたりすることが求められます。
具体的には、施術中の痛みが軽減される方法を採用していることや、カウンセリングや体験で無理な営業を行わないことを記載するなどの方法がとられます。
エステサロンの体験予約を増やす安心訴求のつくり方
エステサロンのLPでは何よりもまず、体験施術に来てもらうことが重要です。
そのためには、顧客の心理的なハードルを払拭しなければなりません。
「3つの不」という考え方を使って、これまで見てきた顧客ニーズから顧客の心理的ハードルを洗い出してみます。
3つの不…顧客の行動を妨げる不安、不便、不満という3つの代表的な心理的要素
- 不安
- 本当に効果があるのか
- 施術担当はどんな人か
- 営業されないか
- 施術は痛くないか
- 料金が高すぎないか
- 信頼できるサロンか
- 不便
- 申し込みは簡単か(LINE、電話など人による)
- カード払いできるか
- 短時間で終わるか
- 仕事帰りの遅い時間でも大丈夫か
- 不満
- 施術は満足できるか
- 今後の参考になるか
これらはあくまで一例です。サロンやサービスによって異なる部分や追加があると思います。
大切なのは、ここで明らかになった3つの不が発生しないようにすること。
エステサロンは身体を預けるサービスのため、心理的なハードルが残ったままでは体験予約に誘導するのは難しいと心得ておきましょう。
エステサロンLPにおける安心訴求コンテンツ
エステサロンLPに使える代表的な安心訴求コンテンツを紹介しておきます。
LPは長すぎると離脱されてしまうため、全てを掲載する必要はありません。
他のコンテンツとのバランスを見ながら、盛り込むものを選びましょう。
コース・メニューの料金
エステ通いを前向きに検討している人ほど、トータルでかかる費用を気にしています。
明朗会計で、回数払いや割引も合わせて明示するようにしましょう。
ただし、体験施術を受けてもらってから詳細なメニューや料金を案内したほうが成約率が高くなる傾向にあるため、どこまで具体的に掲載するかには慎重な判断が必要です。
※料金やメニューの案内に関しては、次回の記事で詳しく解説します。
体験施術の案内
体験施術の案内をコンテンツとして作り込みます。
カウンセリング、施術、施術後の案内をステップ形式にし、モデルの写真を使ってあたかも体験を受けているかのような臨場感を出せると効果的です。
「体験申し込みはこちら」といったボタンや導線だけで終わらせるよりもしっかりと注目を集めることができ、不安を解消する効果が期待できます。
体験施術の流れ
体験申し込みから当日の流れまでをステップ形式で見せます。
施術時間、担当者、施術後の案内、イメージ写真なっどを盛り込み、内容が分からないことによる漠然とした不安を払拭します。
よくある質問
当日の持ち物、設備、アメニティや施術機器などについて、顧客が気になる情報についての回答を掲載します。
疑問を丁寧に解消することは、顧客の不安を和らげる効果があります。
お客様の声
体験施術を受けたお客様の声を掲載するのも効果的です。
同じことを言うのでも、サロン側が言うのと、お客様がお客様の言葉で言うのとでは、説得力がまるで違います。
その他
他にも、サロンからのメッセージ、運営母体や店舗の情報(外観、内観、住所など)、代表やエステティシャンのプロフィールなどが挙げられます。
顧客のニーズと体験予約を増やす安心訴求のつくり方 まとめ
今回は顧客ニーズの把握と体験予約につなげる安心訴求のつくり方についてお伝えしました。
エステサロンの顧客は、解消したい悩みとサロンに対する心理的なハードルを同時に抱えています。
そのことを理解し、LPで訴求する内容を最適化することが、体験予約という成果を導くのに欠かせません。
前回の競合分析、自社分析に加え、今回の顧客分析を行うことで、サロンを効果的にアピールできるLPの形が見えてきたのではないでしょうか。
次回は、エステサロンのLPにおいて重要な価格・メニューの訴求方法について詳しく解説します。
次の記事 > エステサロン LP制作④ | 効果的な価格・メニューの見せ方と構成のセオリー
LP制作の課題について、Webディレクターに相談してみる
LP制作についてのお悩み、課題について具体的に相談したい方は、こちらのフォームからお送りください。
Webディレクターが直接対応いたします。

※お問い合わせいただいた方に、LP制作サービスをご案内させていただく場合がございますが、ご希望でない限り、発注や契約の必要はございませんので、ご安心ください。
連載コラム『エステサロン LP制作』の目次
- 第1回:エステサロンの集客にLPをお勧めする理由と効果的な活用法
- 第2回:エステサロン業界の競争状況と差別化を実現する方法
- 第3回:顧客のニーズと体験予約を増やす安心訴求のつくり方
- 第4回:効果的な価格・メニューの見せ方と構成のセオリー
- 第5回:ターゲティングのコツとSNS・Web広告の効果的な使い方