エステサロン LP制作⑤ | ターゲティングのコツとSNS・Web広告の効果的な使い方
※連載コラムの第1回から読む > エステサロン LP制作① | エステサロンの集客にLPをお勧めする理由と効果的な活用法
連載コラムも今回で最後になります。
これまで競合・自社・顧客の分析を通してLPの構成を設計してきました。
今回は制作したLPへの流入を適切に確保し、スムーズに体験予約につなげる導線設計について解説します。
- 結論:LPの費用対効果を高めるには、本気度が高いターゲットに焦点を絞り、適切な流入を確保することが重要。
- 理由:見込客は悩みの深さや緊急度によってニーズが異なり、やみくもに情報を発信しても効果が薄い。
- この記事で分かること:効果的なターゲット設定の方法とSNS・Web広告の活用の仕方が理解できる。
エステサロンの見込客を本気度で分類する
まずLPの費用対効果を高めるためには、成果につながりやすい層に狙いを定める必要があるため、エステサロンの利用ニーズを抱えている見込客を、大きく3つに分類します。
①顕在層
今すぐエステサロンの利用を考えている層。ダイエットについて本気で悩んでおり、痩身機器やエステサロン、脂肪吸引などの情報をリサーチしている。
<悩みの深刻度:深い/痩身の緊急度:高い/母数:小さい>
②準顕在層
エステについて気になり情報収集を行っている層。ダイエットについて真面目に考え始めたところで、良さそうなサービスがあれば試してみたいと考えている。
<悩みの深刻度:やや深い/痩身の緊急度:やや高い/母数:中程度>
③潜在層
エステに興味はあるが、今のところ利用する気はない層。普段はダイエットを意識することはないが、お腹周りの肉付きや体重の増加が気になっている。
<悩みの深刻度:浅い/痩身の緊急度:低い/母数:大きい>
エステサロンLPのターゲット設定
LPは成果を獲得するためのツールであるため、ターゲットは本気度が高い顕在層や準顕在層に設定します。
潜在層は、将来的に何らかのきっかけで顧客になる可能性はありますが、現時点では前向きにエステの利用を考えているわけではないため、LPのターゲットから外します。
ターゲット設定の3パターン
ターゲット設定には、3つの方向性があります。
LPのコンテンツや訴求内容をふまえて、最も成果が期待できる形で設定しましょう。
①顕在層だけを狙う
最も成果につながりやすい、今まさにエステサロンを探している層にのみアプローチします。
この層は必要な情報を短時間で収集したいという欲求が強いので、サロンの強みを端的に訴求し、魅力的な体験コースやキャンペーンなどを大きく打ち出すと効果的です。
②準顕在層だけを狙う
準顕在層は、慎重に情報を比較・検討している段階なので、丁寧な訴求が求められます。
顕在層より本気度は低くなりますが、母数が比較的大きいため、顧客心理を的確にとらえてLPをしっかり作り込めば、大きな成果が期待できます。
様々な角度・観点からサロンの魅力を伝える必要があるため、LPに相応の費用をかけて読み応えのある長さ・ボリュームを確保することが求められます。
③顕在層と準顕在層の両方を狙う
顕在層と準顕在層の両方を狙うことも可能です。
LPの前半には感情に訴えかける要素を簡潔に盛り込み、どちらの層にも響く訴求を行います。
中盤から後半にかけては、主に準顕在層に向けて丁寧な情報提供を行います。
顕在層は前半部分で体験申し込みに誘導するイメージです。
緻密な設計が必要ですが、3パターンのターゲティングの中で、最も成果が期待できます。
エステサロンLPのターゲット設定 まとめ
まとめると、エステサロンLPのターゲティングには3つの方向性があり、それぞれについて求められる構成や訴求の仕方、LPのボリュームが異なります。
顕在層と準顕在層、どちらに絞るか。または両方を狙いにいくか。LPの予算や目的を考慮しながら、慎重に決めましょう。
ちなみに潜在層については、ホームページやブログ、SNSでの情報発信を通じて、じっくりアプローチする手法がとられます。顧客が潜在的に抱えているエステサロンの利用ニーズを、有益な情報を提供することで刺激し、顕在化させていくのです。
エステサロンLPにおけるSNSとWeb広告の効果的な使い方
LPへの流入手段としてSNSやWeb広告を使う場合は、それぞれの特性を理解しておく必要があります。
Web広告-リスティング広告
顕在層や準顕在層にアプローチしたい場合は、Web広告のうちリスティング広告(検索連動型)を使うことになります。
Web検索をしたときに上位に表示されるテキスト型の広告で、「エステサロン 痩身 渋谷」といった検索キーワードを選んで表示させることができます。
具体的にサロンを探している本気度が高い層の流入が見込めます。
SNS広告、Web広告-ディスプレイ広告
一方で、準顕在層を狙うときは、SNS広告や、Web広告のなかでも様々なWebサイト・アプリ画面に表示されるディスプレイ広告を使うことになります。
SNSやWebサイト・アプリを利用している人に間接的に広告を表示させることになるため、まだそこまで本気ではないが、エステが気になっているという層の流入が見込めます。
SNSとWeb広告の効果的な使い方
どの方法を採用するかは、LPのターゲットや予算などを考慮して選びますが、LPが成果を求めるツールである以上、リスティング広告(検索連動型)はできる限り採用した方がいいでしょう。
ただし、競合サロンも本気度が高い顕在層を狙っているので、激しい広告競争に巻き込まれて、費用が大きくかかることもめずらしくありません。
必要に応じてSNS広告などの手段も活用しながら、費用対効果を高めていくのがポイントです。
ターゲティングのコツとSNS・Web広告の効果的な使い方 まとめ
LPの導線設計のポイントは、まずターゲットを決めて、それから適切な構成と流入手段を選び、費用対効果を高めること。
ターゲットを決めていないと、訴求力のあるLPをつくることができませんし、やみくもに広告を打っても、ターゲットが流入してこないと成果は上がりません。
流入からコンテンツ、成果までの導線を、ターゲット設定をベースに一気通貫で設計することが大切です。
連載コラム『エステサロン LP制作』のまとめ
これで全5回にわたってお届けしてきたエステサロンLPの制作ノウハウコラムは終わりです。
競争が激しいエステサロン業界でWeb集客を成功させるには、本コラムで解説してきたアプローチが大切になります。
やみくもにLPをつくって運用するのではなく、競合分析から始めて、他と差別化し、効率よく新規顧客を獲得できるようなLPを設計しましょう。
LP制作の課題について、Webディレクターに相談してみる
LP制作についてのお悩み、課題について具体的に相談したい方は、こちらのフォームからお送りください。
Webディレクターが直接対応いたします。

※お問い合わせいただいた方に、LP制作サービスをご案内させていただく場合がございますが、ご希望でない限り、発注や契約の必要はございませんので、ご安心ください。
連載コラム『エステサロン LP制作』の目次
- 第1回:エステサロンの集客にLPをお勧めする理由と効果的な活用法
- 第2回:エステサロン業界の競争状況と差別化を実現する方法
- 第3回:顧客のニーズと体験予約を増やす安心訴求のつくり方
- 第4回:効果的な価格・メニューの見せ方と構成のセオリー
- 第5回:ターゲティングのコツとSNS・Web広告の効果的な使い方