オンラインサロンLPの作り方② | 競合・代替サービス分析から自サロンの強みを見つける方法
オンラインサロンのLP制作において、ターゲット層を明確に設定した次に着手すべき重要なステップが、競合および代替サービスの分析です。
どれほど優れたコンテンツを企画しても、ターゲットが他社サービスや既存の解決手段と比較した際に、自サロンを選ぶ明確な理由がなければ入会には繋がりません。
特にオンラインサロンは、月額制のコミュニティやオンライン講座、個別相談サポートなど、多様な形式のサービスが競合・代替として存在する市場です。
本記事では、競合・代替サービスの分析手法と、そこから自サロン独自の強みや付加価値を抽出し、LPの訴求に落とし込む方法について解説します。
なぜ競合・代替サービスの分析が必要なのか
ターゲットが何らかの課題を解決したいと考えたとき、必ず複数の選択肢を比較・検討します。
ランディングページ(LP)で訴求すべき内容を明らかにするためには、自サロンの魅力だけを一方的に語るのではなく、ライバルとなるサービスとの違いを明確に示すことが不可欠です。
競合分析を怠ったままLPを制作してしまうと、他社でも提供しているようなありきたりな特徴ばかりをアピールすることになり、ユーザーにとって選ぶ決め手に欠けるページになってしまいます。
競合や代替手段を正しく把握し、差別化を図ることで初めて、ターゲットの心に響く強いメッセージを生み出すことができます。
オンラインサロンにおける5つの競争要因
オンラインで知識提供やコミュニティ形成を行っているサービスを分析する際、比較軸となる要素を整理することが重要です。
一般的に、オンラインサロンや学習コミュニティ市場においては、以下の5つの要素が主な競争要因となります。
1. 価格構造
月額サブスクリプション制なのか、一括払い・分割払いの高額講座なのかといった料金体系の違いです。
手頃な月額料金で始められる手軽さは、ユーザーの購入ハードルを大きく下げる要素になります。
2. 実践・作業の機会
単にノウハウを学ぶだけでなく、Zoomなどをつないで実際に作業やワークをみんなで行う場が用意されているかどうかです。
一人では後回しにしてしまいがちな作業も、仲間と一緒に実践できる環境があることは大きな価値となります。
3. 情報提供の質と頻度
講師や運営者からのノウハウ提供、最新トレンドの共有がどのような頻度や媒体で行われるかです。
LINEなどで日々の役立つ情報や考え方が定期的に届く仕組みは、ユーザーのモチベーション維持に直結します。
4. 仲間との交流環境
SNSグループやオンライン交流会、テーマごとの座談会など、会員同士や運営者とつながる機会があるかどうかも重要な比較要素です。
同じ目標を持つ仲間と情報交換ができるコミュニティ機能は、サロンならではの強みとなります。
5. 継続的なサポート体制
個別コンサルティングや質問への回答、定期的な面談など、個々のユーザーに寄り添ったサポートがどの程度含まれているかという点です。
競合比較から自サロンの強みと付加価値を見つける手順
これら5つの要素をもとに、自サロンと競合・代替サービスを並べて比較します。
例えば、世の中には期間が決まっている高額なオンライン講座や、単発のコンサルティングサービスが存在します。
それらに対して、月額サブスク型のオンラインサロンが提供できる独自の強みや付加価値を整理していくことが大切です。
競合比較を行うことで、以下のような自サロンならではの強みが浮き彫りになってきます。
- 高額な講座やスクールに比べてサブスクモデルのため価格が安く、参加のハードルが低いこと
- 定められた受講日程に縛られず、好きなときに講座や交流会へ参加できる自由度の高さがあること
- LINEなどで日常的に役に立つ情報やノウハウが届き、常に学びの環境に身を置けること
- 憧れのオーナーや講師とオンライン・オフラインで直接話せたり、同じ志を持つ仲間と手軽に交流できたりすること
- 一人では腰が重い作業も、みんなで集まってリアルタイムで実践できる定期イベントがあること
このように競合にはない自サロンならではの付加価値を可視化することが、差別化の第一歩となります。
抽出した強みをLPの訴求に落とし込むコツ
競合分析によって自サロンの強みが明確になったら、それをLPのコンテンツやキャッチコピーとして魅力的に打ち出していきます。
単にサービスの特徴を羅列するのではなく、その強みがターゲットにとってどのようなメリットや変化をもたらすのかという文脈で伝えることがポイントです。
高価格で短期集中的なサービスに躊躇しているユーザーに対しては、手頃な月額制で無理なく自分のペースで継続できる点や、いつでも相談できるコミュニティがある安心感をアピールします。
競合との差別化ポイントが明確に提示されているLPは、ユーザーにこのサロンを選ぶべき理由を強く納得させ、登録への確信を与えることができます。
まとめ
自サロンの強みは、競合や代替サービスとの比較分析を行うことで初めて明確になります。
- ターゲットが比較する競合・代替サービスを具体的に挙げて分析する
- 価格、実践の機会、情報提供、交流、サポートという5つの要素で比較する
- 比較表を作成し、自サロン独自の強みや付加価値を見つけ出す
- 見つけた強みをターゲットにとっての魅力的なメリットとしてLPで訴求する
ライバルにはない独自の価値をLP上でしっかりと示すことが、入会率を高めるための絶対条件となります。
次回は、これらの強みをどのような順番や表現でユーザーに伝えていくかという、参加意欲を高める構成案とストーリー設計のコツについて解説します。
次の記事 > オンラインサロンLPの作り方③ | 参加意欲を高める構成案とストーリー設計のコツ
連載『オンラインサロンLPの作り方』の目次
- 第1回:成果を出すターゲット設定とペルソナ分析の基本
- 第2回:競合・代替サービス分析から自サロンの強みを見つける方法
- 第3回:参加意欲を高める構成案とストーリー設計のコツ
- 第4回:信頼と共感を生むコンテンツ配置とファーストビューの作り方
- 第5回:サブスク型モデルに適したオファー設計とCVRを高める導線づくり