薬用デオドラントLPの作り方③ | 離脱を防ぐ、ファーストビューから共感・解決へ繋げる構成設計
薬用デオドラントや制汗剤を求めるユーザーは、今すぐ汗やニオイの悩みを解消したいという強い欲求を持って検索を行っています。
しかし同時に、Webサイト上のちょっとした違和感や情報の伝わりにくさによって、簡単にページから離脱してしまう傾向があります。
第3回では、第1回・第2回で整理した「3C分析」「ターゲットの悩み」「メインメッセージ」をベースに、ユーザーのスクロール離脱を防ぎ、スムーズに購入検討へと導くランディングページ(LP)の構成設計(ストーリー展開)について詳しく解説します。
1. 成果を左右するファーストビュー(FV)の役割と要素
ファーストビュー(FV)は、ページを開いたユーザーが自分に関係のある情報があるかを3秒以内で判断する最も重要なエリアです。
どれほど下部のコンテンツが優れていても、FVで惹きつけられなければ読まれることはありません。
資料の構成案に基づき、FVには以下のコア要素を過不足なく凝縮して配置します。
ファーストビューに配置すべき主要要素
- メインキャッチコピー
- ターゲットの深い悩みに寄り添い、汗染みやニオイに悩まない快適な生活といった解決後の未来を提示する言葉を配置します。
- 高品質な商品画像・パッケージ表現
- 清潔感があり、使い心地の良さや持ち運びやすさを連想させるグラフィックを印象的に配置します。
- 信頼性を高めるバッジ・実績表記
- 医薬部外品(薬用)や無添加処方、国内製造といった、商品の信頼性を一目で補強するバッジやテキストを提示します。
- ファーストビュー内のCTA(行動喚起ボタン)
- 関心を持ったユーザーがすぐに購入やオファー詳細へ移動できるよう、視認性の高いボタンを設置します。
2. ユーザーを引き込む共感・悩み喚起の展開
ファーストビューの直後には、ターゲットが日常で感じている具体なお悩みを可視化して提示するセクションを設けます。
ユーザーに対して、これはまさに自分のことだと思わせる(自分ごと化させる)ことで、スクロールを促し、コンテンツへの没入感を高めます。
悩み喚起(共感)セクションの設計ポイント
- 日常生活における、あるあるシーンの提示
- 服の汗染みが気になって、着たい服を諦めている
- 電車内やオフィスで、周囲にニオイが伝わっていないか不安
- 夕方になると制汗効果が切れてしまっていないか心配になる
- 悩みの具体化による心理的共感
- テキストだけでなく、具体的な利用シーンを描いたイラストや画像を用いることで、ターゲットが抱く不安やストレスの感情に深くアプローチします。
3. 商品提示から解決策・根拠へのロジック構築
悩みに深く共感した直後のタイミングで、その悩みを解決する存在として自社商品を提示します。
ここからは感情的なアプローチだけでなく、論理的(ロジカル)な納得感を与える構成が重要となります。
資料のLP構成案に沿って、以下のステップでロジックを組み立てていきます。
構成案に基づく3つのロジカルステップ
- 商品提示(解決策としての提示)
- 「だからこそ、この1本!薬用デオドラントクリーム」という流れで、ターゲットの悩みを解決する具体的な手段として商品を登場させます。
- 有効成分・メカニズムによる効果の根拠
- なぜ効くのかという理由を提示します。汗そのものを抑える(制汗)とニオイの原因菌を抑える(殺菌)という有効成分のWのアプローチを明示し、効果感を担保します。
- 安全性・使いやすさによるハードルの解除
- なぜ安心して使い続けられるのかを説明します。お肌に優しい無添加処方や国内工場での品質管理、さらにワキだけでなく全身に使えるトータルケア性を提示し、商品に対する懸念点を解消します。
感情に訴えかける「共感」から入り、事実に基づいた「論理的根拠」を順序立てて提示することで、試してみたいというユーザーの購入意欲を無理なく高めていきます。
4. 全体のストーリー構成フローのまとめ
薬用デオドラントLPでCVR(成約率)を最大化するための基本構成フローは以下の通りです。
- ファーストビュー:興味関心の惹きつけ(商品価値とベネフィットの提示)
- 共感・悩み喚起:課題の認識(日常のストレス・不安の可視化)
- 商品提示:解決策の提示(悩みを解決する商品としての提示)
- 解決策・根拠:納得感の醸成(有効成分の働き・無添加や品質の安心感)
- オファー・CTA:行動の後押し(特典・保証・購入ボタン)
まとめ:流れ・ストーリーの良さが購入の決断を生む
離脱を防ぎ、高い成果を上げる薬用デオドラントLPを作る鍵は、ユーザーの心理変化に寄り添ったスムーズな構成設計にあります。
- ファーストビューで一瞬にして惹きつけ、3秒で価値を伝える
- 具体性のあるお悩み提示で深い共感を獲得する
- 解決できる理由(有効成分・品質)を順序立てて提示し、信頼を得る
今回設計したストーリー展開の上に、説得力をさらに高めるコンテンツを配置していくことで、強いLPが完成します。
次は、根拠・安心感の部分をさらに補強する、信頼感を高める有効成分・安全性の訴求と漫画コンテンツの活用について詳しく解説します。
連載『薬用デオドラントLPの作り方』の目次
- 第1回:3C分析と顧客の深い悩みから導くターゲット設定
- 第2回:自社の強みを活かすポジショニングとメインメッセージの打ち出し方
- 第3回:離脱を防ぐ、ファーストビューから共感・解決へ繋げる構成設計
- 第4回:信頼感を高める、有効成分・安全性の訴求と漫画コンテンツの活用
- 第5回:購入意欲を後押しするオファー設計とQ&A・FAQの配置